地域貢献実践
〈学生の実践的指導力を育成する場〉

特別支援教育ラボ

特別支援教育ラボは、特別支援教育の実践・研究の地域拠点として、実践的指導力の向上を目指して活動を行っています。水曜日の放課後に地域の特別支援学校や特別支援学級等の子どもたちに大学に来てもらい、学生が主体となって学習面・行動面の指導・支援、および余暇支援活動を行っています。また、地域の小学校に出向き自作教材を使って実際に学習指導を行ったり、地域の学校園の先生や福祉事業所の指導員等の方々と一緒に事例研究会を行ったりしています。
ラボの活動前後には、教員や学年を超えた仲間との議論を行い、指導方法だけでなくチーム運営についても学んでいます。現場で適応できる高い実践的指導力を有した卒業生たちは、特別支援教育の強みを持って各地で活躍しています。

特別支援教育ラボの活動

地域と連携し、共に学ぶ体制を作り、ノウハウだけではなく、根拠に基づいた指導ができる実践的指導力を育成します。

実践的指導力の育成

本学では、地域と連携し、共に学ぶ体制を作っています。特に実践活動においては、全学年の学生が集まって実際にかかわった事例を説明し、討論を行います。学生同士の意見や教員の助言の中から新たな教材や対象児へのかかわり方の工夫が浮かんできます。その繰り返しの中で根拠に基づいた指導ができる実践的指導力が身につきます。
また、特別支援学校教員を目指す学生には、2年次から特別支援学校学習指導要領を中心とした基礎・基本となる内容の修得をはじめ、地域連携を活かした面接・模擬授業などを繰り返し行います。

  • 事例討論
  • オンラインによる学習支援活動
  • 障害の重い子どもへの指導の実践
  • きめ細やかな就職指導