学長の挨拶

学長 松田 英毅

松田 英毅 学長

私たちは、時代の大きな転換点を迎えています。
いかなる時代になろうとも
持続可能な文明社会を築くため、
力を尽くさねばなりません。

 

人間は万物の霊長ではありません。
人はもちろん、動物も植物も、
生きとし生けるものは、すべて平等であり、
つながりあっています。
そして協力しあって生きているのです。

 

人は、まわりの多くのものに生かされている存在です。
親、家族、友人、先生など多くの人に感謝をし、
世のため人のために尽くすのが使命です。

 

競争するのではなく、慈愛の心で
生きとし生けるものが
助けあい、支えあう世界をつくる、
そのことが真に持続可能な文明の元になると思います。

 

そのために「音楽」「食文化」「子ども教育」の
学部・学科で専門の学芸を修め、心を磨き、
立派な人になってもらいたいと思います。

 

授業で知識を得るだけではなく、心を深め、
人としての生き方を見つめる機会と位置づけ、
健全で豊かな人間性を持った
真の職業人になってもらいたいと思います。

 

私たちを取り巻く環境が大きく変わっても、
長年培ってきた自利・利他の精神のもと、
「ひとの心を動かすひとになる。」を合言葉に
あらゆるサポートを行ってまいります。