COC事業 第4回「倉敷みらい講座」(平成26年度成果発表会)を開催しました

平成27年3月20日(金)、ヘルスピア倉敷にて、第4回「倉敷みらい講座」(平成26年度成果発表会)及び外部評価委員会を開催しました。昨年の10月から、本学と倉敷芸術科学大学は、共同でCOC事業を推進してきましたが、これまでの取組を発表する今年度の集大成としてイベントを開いたものです。

第4回「倉敷みらい講座」では、両大学の教員が4名ずつ、スライド発表を行いました。例えば、くらしき作陽大学では、平成27年度の新入生約400名を対象に、「くらしき若衆育成プログラム」が本格的に推進され、来月から始まる1年次必修科目「くらしき学講座」において、自律的な学びを得るためのアクティブラーニングが施行されることが発表されました。また、「五感力育成研究」では、特別支援教育分野に関するガイドブックが作成中であることや、倉敷の一般家庭の子ども・保護者と本学の教員・学生が演習を重ねた成果が発表されました。「倉敷アートスタート研究」では、本学児童文化部ぱれっとの活動や、東京や大阪にある美術館などへの視察活動について報告がありました。さらに、これらの発表に対するコメントとして、4名の来場者から感想が述べられ、コメンテーターの一人である倉敷市役所職員の方からは、「COC事業が倉敷の地域活性化につながるよう、自治体としてもバックアップしていきたい」と応援のメッセージを頂きました。

約1時間にわたって行われた「倉敷みらい講座」の後には、外部評価委員会が開かれ、外部有識者8名によるCOC事業への講評が行われました。「スタートしてから半年ではあるが、多くの取組を進めることができている」「今年度の成果は教員による活動内容が多いが、今後の課題として、COC事業にどれだけ多くの学生を参画させるかが問われている」「倉敷の様々な機関・施設が、良い意味で利用し利用され合うことで、地域の活性化が達成されると考えられる」など、本事業へのアドバイスや激励のメッセージを頂きました。

来年度からのCOC事業は、何百人もの学生を巻き込んだ大規模で本格的なプロジェクトを進める予定です。今年度よりも大きく進歩・発展したCOC事業を、ご期待ください。