COC事業 平成28年度 第3回「倉敷みらい講座」を開講しました

平成28年5月20日(金)、倉敷まちづくりセンター“ビオス憩いの広場”2階にて、平成28年度第3回「倉敷みらい講座」を開講し、一般参加者・両大学関係者・学生44名の方にご参加いただきました。

今回は、倉敷芸術科学大学 生命科学科教授 萬代忠勝先生による「続・南海トラフ巨大地震に備える」と題した講演でした。

萬代先生は、国内における地震の歴史や岡山の現状と課題、南海トラフ巨大地震被害(国の想定)等について最新データをもとにご説明された後、万一、南海トラフ巨大地震が起こった場合、その後の自身の人生設計が完全に狂ってしまわないように、自分自身が生活を維持できるように「地震保険に加入する」「健康な体づくりを心がける」等、様々な「備え」をしておくことが大切であると主張されました。

お話は、昨年度2大学で訪れた東日本大震災の被災地(宮城県南三陸町、石巻市、気仙沼市)の視察・調査をふまえた内容でもあったことから、参加者は講演を聞きながらメモをとるなど熱心に聞き入っていました。

その後は、萬代先生とともに東日本大震災の被災地視察・調査を行った学生4名が登壇しました。被災地視察を通しての感想や、昨年秋に実施したアンケート調査・分析を通して感じたことについての報告がありました。

最後に、萬代教授や学生の報告を聞いた参加者からの活発な質問や感想、意見が出されました。