COC事業 平成28年度 第5回「倉敷みらい講座」を開催しました

平成28年6月21日(火)、本学において平成28年度第5回「倉敷みらい講座」 テーマ「被災者一人ひとりを支える食支援~災害食コンシェルジュを目指して~」を開講しました。一般参加者・2大学関係者・学生73名の方にご参加いただきました。

今回は以下のような流れで実施しました。

  • 災害時を想定した、食支援が必要な方への展開食や栄養管理を行うことができる備蓄食材の展示
  • 学生による炊き出しの実演
  • 炊き出しシミュレーション(クリームペンネ、トマトツナパンの試食)
  • 講話「熊本の被災地に行っての体験談」
    河田貢之 氏(倉敷市防災危機管理室 主幹)
    川上浩也 氏(倉敷市玉島消防署 消防士長)
    司会:岩崎由香里(くらしき作陽大学食文化学部現代食文化学科 講師)
  • グループディスカッション:災害時に必要なことを一緒に考える
    司会:学生(くらしき作陽大学食文化学部現代食文化学科)
  • 閉会の挨拶 宮本拓(くらしき作陽大学食文化学部学部長)

災害時に適切な栄養管理や衛生管理を行うことができる災害食コンシェルジュを目指して取り組んでいる本学の学生たちが考案した炊き出しの献立は、長蛇の列ができるほどの好評ぶりでした。今回の講座では、地域住民・玉島消防署・倉敷市役所の方々とともに炊き出しシミュレーションやグループディスカッションを実施することにより、災害時に協働することの大切さを学ぶことができました。

参加者からは、「数年前より内容が充実していて、大変勉強になった」「あたりまえのようで、気づかなかった事に気づけた」「講座をきいて、あらためて準備しておくことが大切であるし、実行しようと思った」「はじめて気づいたことがあり、もっといろいろ知りたいと思った」「おいしい災害食をいただき、ありがとうございました。常に備蓄を考えながら買い物をし、家族と話し合いをする必要を感じた」などの感想が寄せられました。

次回の倉敷みらい講座は、7月12日(火)に開催します。