給食計画論実習「被災者一人ひとりを支える食支援 ~災害食コンシェルジュを目指して~」を行いました

6月21日(火)本学5号館において、給食計画論実習「被災者一人ひとりを支える食支援 ~災害食コンシェルジュを目指して~」を行いました。

災害時を想定し、食支援が必要な方への展開食や栄養管理を行うことができる備蓄食材を、食文化学部現代食文化学科の3学生47名が考案し、地域の方々、本学学生・教職員を対象に学生の運営による炊き出しシミュレーションを行いました。

今回の炊き出しでは、災害時に簡単に調理ができ、手軽に栄養が摂れ、おいしく食べられる食事として、クリームペンネとトマトツナパンを提供しました。

その後、倉敷市防災危機管理室 主幹 河田氏と倉敷市玉島消防署 消防士長 川上氏に「熊本の被災地に行っての体験談」をテーマに講話をしていただきました。また、地域の方々、本学学生・教職員でグループディスカッションを行い、災害時に必要なことを考え、災害に備えることの大切さを改めて学びました。

ご参加いただいた皆様誠にありがとうございました。

『災害食コンシェルジュ』とは?

くらしき作陽大学 食文化学部 現代食文化学科では、災害時に適切な栄養管理や衛生管理を行うことができる栄養士を養成しています。この実践力を身につけた学生を本学では『災害食コンシェルジュ』と呼びます。学生は、この実践を通し、災害に対しての意識を高め、地域や職場で役立つ知識や技術の習得を目指しています。

炊き出しシミュレーション

炊き出しの準備1

炊き出しの準備2

炊き出しの準備3

グループディスカッション