佐々木 萌香さん
香川県立丸亀城西高等学校出身
衣服の着脱や排せつなど、身の回りのことができるようになる3歳児24名の担任をしています。一人ひとりで基本的な動作ができるようになるタイミングは異なるので、できない子どもには急がせるのではなく「すぐにできなくても大丈夫」と声をかけて、小さな目標を示して成功体験を積み重ねていけるように努めています。どのように支援したらよいか悩むこともあります。そんな時は、先輩や生活指導員の方を観察したり、相談してアドバイスをいただいたりしながら子どもたちの良さを引き出し、伸ばせる方法を考えています。
神嵜 大輝さん
広島県 盈進高等学校出身
三原市役所に就職し、現在は市立円一保育所で保育士として5歳児14人を担任しています。高校生のころから保育士になりたいと思い、保育士資格が取得できる進学先を探していました。私はピアノ未経験だったので、音楽学部が併設され、初心者でも手厚くサポートしてくれることも本学に進学を決めた理由の一つです。先生方のおかげで、しっかりと実力をつけることができました。
中西 理恵さん
岡山県 明誠学院高等学校出身
現在、肢体不自由児クラスを担当。一人ひとりの発達状況を把握し、基本的な生活習慣を身につけて社会生活に適応できるよう支援しています。音楽で子どもの感性を豊かにできる保育者を目指して本学に進学しましたが、学習面だけでなく「人として」のあり方、行事の運営方法なども学ぶことができました。これらの経験は職場でも役立っています。
山本 将大さん
岡山県 岡山学芸館高等学校出身
2年生の担任をしています。授業の中で、想定している反応が返ってきたり、設定した目標が達成されたりした時にやりがいを感じます。ある児童の行動を叱る時、「人を守れるくらいになりなさい」と言ったことがありますが、それ以降その児童が友達を助ける行動をとるようになり、気持ちが通じた嬉しさを感じました。児童の反応で指導の仕方を変えますが、ふとした時に「あんなことを教えてもらったな、試してみよう」と在学時代に習ったことを思い出します。