教員紹介

弦楽器

江島幹雄

特任教授/ヴィオラ・室内楽・オーケストラ

アンサンブルで融和し令和の時代に羽ばたいていきましょう!

音楽における学びとは、技術面のみならず、精神面での学びにこそ奥深いものがあります。ことにアンサンブルを学ぶことで、協調性・人間性の深化・個人が全体に及ぼす責任の重要性を身につけることができると考えます。
私が担当するヴィオラ・弦楽合奏・管弦楽の授業を通し、将来社会に出ていく学生諸君が学ばなければならないそうした基礎力を磨いてほしい、社会に出た後の糧となる充実した学生生活を送ってほしい、心からそう願っています。

東京藝術大学音楽学部卒業。同大学院音楽研究科修了。ヴィオラを内田博、浅妻文樹、井上武雄、ウィリアム・プリムローズの各氏に師事。室内楽を海野義男、ルイ・グレーラー各氏に師事。また指揮法を山田一男氏に師事する。東京都交響楽団ヴィオラ奏者として活動の後作陽音楽大学(現くらしき作陽大学)に赴任。この間コンチェルトのソリストや数多くの室内楽の演奏会に出演する。1982年より18年にわたる「アルシェ弦楽四重奏団」のベートーヴェン全曲演奏会や2001年3月の「国立ブルガリア室内オーケストラ」との共演はその卓越した技巧と豊かな音楽性が高く評価されている。 一方指揮者として「作陽弦楽合奏団」、「マルチェロ室内合奏団」の常任指揮者を歴任。1984年に「倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ」の設立に参加、以来常任指揮者及び音楽監督を務め青少年の音楽教育に情熱を傾けている。2018年3月に倉敷市立短期大学学長職を退任後くらしき作陽大学音楽学部特任教授に着任。現在、倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ音楽監督、倉敷アカデミーアンサンブル常任指揮者、アンサンブル早島音楽監督、くらしき作陽大学音楽学部特任教授。

河本直樹

講師/コントラバス

岡山城東高校音楽学類、くらしき作陽大学音楽学部音楽学科を経て、ベルリン芸術大学音楽学部弦楽器科を卒業、ディプロムを取得。くらしき作陽大学特待生。2006年アジアユースオーケストラにて副主席としてアジアツアーで演奏。オーバースドルフ国際音楽祭(ドイツ)にてギュンター・クラウスのマスターコースを受講。氏に推薦され、修了演奏会で演奏。 ハンブルク交響楽団(ドイツ/ランクA)研修生を経て、2011年よりハンブルク・カメラータに所属。コントラバスを黒岩工、渡辺彰考、青江宏明、故 奥田一夫、ギュンター・クラウス、ミヒャエル・ヴォルフ、村田和幸、室内楽を守屋美枝子、各氏に師事。 2012年2月帰国。以後、ハンブルク交響楽団、ベルリン交響楽団、読売日本交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、広島交響楽団など様々なオーケストラに客演している。室内楽にて、カタリン・イェア(Vc)、ブルクハルト・グレッツナー (Ob)、松本和将(Pf)、中村洋乃理(Va)、守屋剛志(Vn) 、アンドレイ・ピサレフ (Pf)、ドミトリー・フェイギン(Vc)らと共演。2016~2018年岡山城東高校常勤講師。アンサンブル・セフィロト、カメラータ・オカヤマ、ローレジスターアンサンブル各代表。 カメラータ・オカヤマ首席奏者。くらしき作陽大学非常勤講師

長坂拓己

講師/ヴァイオリン

島根県出身。八歳よりヴァイオリンを始める。 これまでにヴァイオリンを加納佑春、芦原充、森悠子、アナスタシア・チェヴォタリョーワ、トカレワ・ナデージュダ、ケメルマン・ディアナ、ファルバイ・アッティラの各氏に師事。 くらしき作陽大学モスクワ音楽院特別演奏コースを修了の後ハンガリー国立リストフェレンツ音楽院にて研鑽を積む。 ハンガリー音楽史博物館バルトークホールにて、リサイタルを行う。 これまでに飯森範親指揮くらしき作陽大学管弦楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団、ドナウ交響楽団(ハンガリー)、DNAフィルハーモニック、出雲フィルハーモニー管弦楽団等、多数のオーケストラとソリストとして共演。 2017年にNHK交響楽団の首席コントラバス奏者である吉田秀氏とのデュオリサイタルを開催し、好評を博す。 第1回ドナウ国際コンクール(ハンガリー)ヴァイオリン部門二位。 2020年より岡山フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスターに就任。 くらしき作陽大学音楽学部非常勤講師、山陽学園高等学校ミュージックコース非常勤講師を務める。

江島直之

講師/チェロ

幼少より倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラでチェロを始める。桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。2013年桐朋オーケストラ・アカデミー在籍。この間にアルゲリッチ音楽祭、サイトウキネンフェスティバルin松本、ヴィオラスペース、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、PMFオーケストラ(2013・2014年)に選抜され出演。第8回横浜国際音楽コンクール弦楽部門第2位。第15回大阪国際音楽コンクール入賞。倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ、倉敷アカデミーアンサンブル、アンサンブル早島と協奏曲を共演。2015年に渡独しベルリンにて研鑽を積む。帰国後は後進の指導にも力を注ぎ、倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ、アンサンブル早島の講師を務める。また近年では質の高い演奏を目指し、地域の音楽文化に貢献することを目的とし、「アンサンブルくらしき」を立ち上げ、積極的に演奏会を企画開催する。チェロを森純子、倉田澄子、菊地知也、岩崎洸、Dmitry Feygin、Markus Nyikos、Conradin Brotbek、Laszlo Fenyoの各氏に、室内楽を江島幹雄、北本秀樹、徳永二男、小森谷泉、三上桂子の各氏に師事する。現在、くらしき作陽大学音楽学部非常勤講師。

※随時更新予定