COC事業 平成27年度 第9回「倉敷みらい講座」を開講しました

平成27年12月18日(金)、倉敷芸術科学大学にて平成27年度第9回「倉敷みらい講座」を開講しました。両大学関係者・一般参加者・学生等、51名が参加しました。

今回は「実践して育む食事の備え」と題して、主として2つの内容で実施されました。

はじめに、座学での講座が行われました。倉敷芸術科学大学の大杉忠則先生が、東日本大震災被災地での活動視察や他地域の調査を踏まえたうえで、倉敷市の防災の現状と課題について話されました。自身の防災意識の在り方についてクイズ形式で考えたり、参加者同士でグループワークを行って知識や理解を深めたりしました。

次に、グループに分かれての調理実践が行われました。同大学の矢田貝智恵子先生がご担当され、4名の班メンバー全員で作業を分担することや、コンロ、鍋は各一つ、使用する水はウォータータンクのみ等、今回の調理のポイントを説明してくださいました。

参加者からは、「今まで、災害時の食事などについて考えることがなかったので、今後考えていくよいきっかけになった」「水の制限はよい経験となった。いかにして使わないよう努力するか、やるたびに考えなければならなかった」「備蓄に関して食品と水の重要さを学べた」等のコメントが寄せられました。