ヴァンサン・ダヴィッド氏(Sax.)による「サクソフォンミニコンサート&公開レッスン」を開催しました

1月11日(月・祝)本学聖徳殿において、ヴァンサン・ダヴィッド氏(Sax.)によるサクソフォンミニコンサート&公開レッスンを開催しました。

ミニコンサートでは、新世代サクソフォニストであるダヴィッド氏の強烈な個性と芸術性豊かな演奏で観客を魅了しました。また、ミニコンサートに先立って行われた公開レッスンでは、ダヴィッド氏の指導で本学学生2名がレッスンを受けました。

ヴァンサン・ダヴィッド プロフィール

 学生時代に国際コンクールで3 度優勝するという卓越したミュージシャンで、この年代のサックス奏者ではリーダー的存在である。1998年以降、著名な指揮者の指導を受け、”Intercontemporain Ensemble” で活躍し、チョン・ミョンフン率いるラジオ・フランス・フィルハーモニー管弦楽団およびジェフリー・テイト率いるパリ・オペラ座管弦楽団にて研鑽を積む。 ソリストとして世界中のオーケストラと共演を果たし、多くの作曲家ともコラボしている。作曲家・指揮者という一面も持ち、ソプラノサックスのためのソロ曲 «Sillage»、アルトサックスとオーケストラのためのコンチェルト«Reflets»などいくつもの作品を残しており、ジャズ・デュエットやカル テットも手がけている。ジャズや現代音楽の即興演奏にも積極的。彼は世界各地で多くのマスタークラスを開催する世界が認めた指導者であり、自分の経験と音楽に対する情熱を橋渡ししているものが重要であると説く。彼は寛大なミュージシャンで、ベルサイユ地方音楽院をオープンさせ自分のクラスで芸術性の高いものを育てることに尽力している。

ヴァンサン・ダヴィッド氏(Sax.)

公開レッスンの様子1

公開レッスンの様子2