新しい可能性の追求「ティモシー・カーター クラリネットリサイタル」

2月17日(金)本学10号館(藤花楽堂)において、2016 Sakuyo Faculty ConcertⅤ「ティモシー・カーター クラリネットリサイタル  クラリネットマジックとモーツァルト」を開催しました。

前半は、F.ショパンの曲でパレードのような雰囲気に始まり、G.ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルーで一気に会場を盛り上げ、F.ホーグベリ/インビジブルデュエットでは、照明効果による視覚的な演出を取り入れ、マジックを連想させるような展開で聴衆を魅了しました。

後半は、W.A.モーツァルトの曲を2曲演奏し、モーツァルトが追い求めたクラリネットの可能性(音域や歌謡的能力)を弦楽器とともに表現しました。

森悠子先生(Vn.)、島田玲氏(Vla.)、金子鈴太郎氏(Vc.)、土居里江先生(Pf.)、重利和徳先生(Pf.)、長瀬敏和先生(Sax.)、居川寛子先生(Cemb.)との饗宴により、新しい音楽を表現することで、今後のクラリネットによる演奏会の指標となる研究発表となりました。

多くのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。