教員紹介
声楽
田中 誠
講師/声楽(テノール)
島根県津和野町出身。国立音楽大学声楽学科卒業、国立音楽大学大学院オペラコース修了。 1980年に名指揮者オトマール・スウィトナー指揮・演出によるヘンデル作曲「アチスとガラテア」でオペラデビュー。以来、「魔笛」「秘密の結婚」「カルメン」「さまよえるオランダ人」「ニュルンベルグの名歌手」「ワルキューレ」「椿姫」「ランメルモールのルチア」等、数多くのオペラに出演。また松村禎三「沈黙」(初演)、原嘉壽子「さんせう太夫」(初演)、久保摩耶子「羅生門」、三木稔「愛怨」(初演)、「ワカヒメ」等の邦人作品にも出演し、存在感のある役作りで常に高い評価を得ている。コンサートではヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、マーラー「千人の交響曲」をはじめ、「モーゼとアロン」「ファウストの劫罰」、ゲルギエフ指揮「サロメ」等、オペラ作品の演奏会形式上演にも多数出演。また一方で歌曲の演奏にも意欲的に取り組み、特にその柔らかい声と深い表現力とを駆使しての日本歌曲の演奏には定評があり、清水脩作曲の歌曲集「智惠子抄」によるリサイタルを日本各地で開いている。その他「薄田泣菫の詩による歌曲集」(2009年創元社刊)の出版にも携わった。 東京二期会会員、日本演奏家連盟会員、くらしき作陽大学非常勤講師。
揃 敏幸
講師/声楽(テノール・合唱指揮者)
作陽音楽大学卒業、同大学専攻科修了。イタリア国立ミラノヴェルディ音楽院留学。 A.ロフォレーゼ、L.グワリーニの各氏に師事。また、C.ベルゴンツィ氏、R.デバルディ氏の特別レッスンを受講。 ミラノアンジェリクム劇場、カーザ ディヴェルディ、プラト美術館野外劇場、ジェノヴァ等、イタリア国内でオペラ、演奏会に出演。 また、リュブリヤナ(スロベニア)ワルシヤワ(ポーランド)にて、ワルシャワ室内管弦楽団と共演。 国内では、鹿児島、福岡、広島、岡山、鳥取、高知、愛媛、大阪等でオペラ、演奏会に出演している。
柳 くるみ
講師/声楽
くらしき作陽大学卒業、同オペラ研究生修了。第37回山陽学生音楽コンクール第1位。第1回徳島音楽コンクール声楽部門第1位。第55回西日本国際音楽コンクール九州交響楽団賞受賞。 2010年オペラ「椿姫」では、倉敷とミラノにてヴィオレッタを演ずる。 その後2012年に渡伊、2017年ミラノ・ヴェルディ音楽院を満点で卒業後、帰国。 2014、2016年現代アートの祭典であるヴェネツィア・ビエンナーレに参加し、新作オペラ2作品に出演。 さらに音楽院にてF・ドナトーニ作曲の現代オペラ「アルフレード、アルフレード」に出演。 2016年ベニャミーノ・ジーリ国際声楽コンクール特別賞、2017年第36回飯塚新人音楽コンクールで第2位を受賞。 現在、くらしき作陽大学非常勤講師。
※随時更新予定